【症例】リモートワークを○○でする様にしただけで頭痛解消!

リモートワークで頭痛頭痛

昨年(2021年)8月頃のことです。低気圧頭痛と緊張型頭痛でお悩みのKさんという女性が、宇都宮あさの整体にいらっしゃいました。

Kさんは大体週に3~4日・朝夕2回は頭痛薬を飲まずにはいられない状態とのこと。台風など気圧の変化で頭痛が起きる天気痛(低気圧頭痛)と、肩こり・首こりの延長で起きる緊張型頭痛の両方がある方でした。

頭痛外来に定期的に通っておられましたが、もしこの状態が3カ月以上続くと前回ご紹介した「薬物乱用頭痛」と診断されてもおかしくない状態です。

⇒「薬物乱用頭痛」とは?

ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大で、リモートワークの方が多かった時期で、Kさんもオフィスよりも在宅でPC仕事をする時間が増えたことで、頭痛が悪化したようでした。

Kさんはジムにも定期的に通われていて、決して運動不足という訳ではありませんでした。それにも関わらず、運動も頭痛改善には一向に効果がなく、宇都宮あさの整体をインターネットで見つけていらっしゃったのです。

このときのKさんは、たしかに首から肩に掛けての緊張もかなり強く、さぞ頭痛も深刻だろうという状態でした。当院では、初回に15分程度カウンセリングの時間を設けていますので、詳しくお話しをうかがうと、在宅で仕事の際に、フローリングにローテーブル(ちゃぶ台のような机)を置いて仕事をされていることがわかりました。

お身体の状態と照らし合わせると、どうやら、このローテーブルが頭痛悪化の原因だろうと考えられました。フローリングに直で座っていると、どうしても胡坐や崩れた姿勢が多くなりがちです。股関節が硬い人にとっては、胡坐で良い姿勢を取るのはなかなか難しいものです。

短時間ならば、正座でいい姿勢も可能かもしれませんが、長時間のデスクワークともなると、それを1日8時間キープすることなど不可能でしょう。

実際、Kさんも仕事中の姿勢はかなり悪いと自覚されていて、それが頭痛悪化の原因ということに納得されました。

そこで、身体に合った机と椅子を使うことをお勧めし、ご実家から持ってきた机と椅子を使うようにしたところ、わずか2ヶ月で頭痛の頻度が月2~3回程度まで減ったとのことでした。月2~3回程度の頭痛でしたら、頭痛薬を飲んだとして薬物乱用頭痛の心配もなくなります。

Kさんのケースは、非常に原因がハッキリしていてひとつの原因解消で大きな変化がありました。ここまで因果関係がハッキリしているケースは稀ですが、慢性的に頭痛に悩まされている方にとっては、姿勢改善は非常に重要です。そして、姿勢が悪くなってしまう原因がデスクワークの環境にあることは少なくありません。

在宅でデスクワークをされている方は、一度環境を見直してみると思った以上の効果が出るかもしれませんよ。



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