今回はコロナ罹患の次の日に走り書き的に書いたものに、説明不足な点を補って掲載します。
はじまりは「ちょっと大げさに考え過ぎかな…」という程度の違和感
はじまりは昨日(8.30)の昼頃でした。
右の喉周りを中心にあまり経験のない違和感がありました。
なかなか表現しづらいですが、スチールたわしのような物が喉に張り巡らされたような感じです。
コロナついに来たか?でもちょっと大げさに考えすぎか?
「コロナかな」と「大げさだろう」の割合が6:4という感覚。
熱を測ると36.5℃、私にとっての平熱でした。
そこで、前回ご紹介した「蒸しタオル法」を始めます。
前回は、厚手のタオルを使った方法を紹介しましたが、
私自身は、フェイスタオルを絞って電子レンジ(500w)で15秒温めた物を使っています。
当然厚手のタオルよりも冷めるのは早いですが、冷めたタオルをこまめに温め直して当てるのが好きなので、そのようにやっています。この辺は好みの問題です。もしかしたら、自分に合った方法を無意識に選んでいるのかもしれませんが、よくわからないのが正直なところです。
ウイルスと免疫系の戦闘
フェイスタオルを2~3回温め直して当て続け、熱が37.1℃位に上がったところで、喉の違和感が一気に高まりました。
これは慣れないと単なる「症状の悪化」と思ってしまいがちですが、いわばウィルスと免疫系が交戦状態に入ったことを意味します。
普通の風の時とは明らかに違う感覚に「やはりコロナだな」と確信し、ここで午後の予約をすべてキャンセルにさせていただきました。
喉の2~3箇所にトウガラシ系の刺激物をピンポイントで注入されたような感覚があり、それを免疫系が攻撃している様子がかなりハッキリ感じられました。
あたかもスターウォーズかガンダムの宇宙空間での戦闘シーンが、体内で繰り広げられているかのよう…。
良くなっているのか悪くなっているのかわからない一進一退のような状態が1時間程度続いた後、徐々に違和感の範囲が狭まっていくのを感じました。
そして、大体午後4時頃に右の喉に巣食う巨大な塊との戦い。スターウォーズでいえば、ファルコン号がデス・スターに攻撃を開始、1分ほどで撃破します。
(実際の映画ではファルコン号ではなく戦闘機が倒したんですけどね。)
ここで一気に右の首が広範囲で開放された感じがしました。
その後は残党狩りのような感じで、小さい塊を各個撃破していき、
午後10時頃。蒸しタオルをしても、「交戦状態」が発生せず、
ただ「フワッと気持ちいい」という感覚になります。
この時はもう、36.9℃までしか熱が上がらないとか、37.1℃まで上がっても、すぐに下がってくるようになりました。戦闘終了です。
実は一番からだを動かしてはいけないタイミングとは?
午後10:30頃、今度は平熱を通り越して、35.9℃まで下がります。
これは風邪が回復する時にもある「虚」といわれる状態です。
もちろん、回復の証ではあるのですが、このタイミングで先走って激しい動きをしてしまったり、身体に良くない刺激を受けると症状をこじらせることになります。
整体法では、一番安静にしなければならない時期と言われています。
いわば抵抗力がなく、悪い方にも勢いよく向かってしまいかねない状態です。
いつも風邪をこじらせる人には、このタイミングで何かしらやらかしている人も多いでしょう。
実際、「気のせいでは?」という程度の軽い症状だったとはいえ、私の免疫系はかなり消耗していたようで、その後いつも以上に深い眠りに入ったように思います。
(追記)夜8時を過ぎると、誰でもある程度体温が下がってくるのが普通です。今回の低体温期はそういう自然の周期に合わせて現れたという面もあります。
抗原検査で陰性に
そして、今朝(8.31)はいつもよりも調子が良いくらいで、食事も美味しく感じられました。
朝イチで受けた抗原検査の結果は、無事陰性。
昨日の一連の攻防がコロナとの物だったのかどうかは証明されていませんが、罹患した方には、どこか身に覚えのある記述があったりしたでしょうか?
蒸しタオルを行った回数・頻度は、
一回につき3~5回温め直して熱が36.5℃から37.1℃くらいまで上がり、これ以上熱が上がらないのを確認すると横になり、また2時間ほどして喉が落ち着いてくると再び3~5回蒸しタオルをする
ということを、おそらく5回繰り返したはずです。
実はこれも前回ご紹介した基本的なやり方とはかなり違うのですが、私の感覚に従ったやり方です。
正直、個人の体験なのでどこまで一般化してしまって良いのかは判断に迷うところです。
今回はあえて、私の体験をできるだけそのままお伝えすることに務めました。次回は、それを踏まえて皆さんに役立てていただくための考察をしたいと思います。
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